貫いて、この心を、思い切り突き刺して。
火照ったままで、知らぬふりはもうやめて。
暇つぶしには飽きたのよ、纏ったビニールを脱がせたいの。
燃えぬよ氷は、砕いて溶かしてゆけ。
“呼吸拒む身体”
気の済むまで暴れなよ。哀れだろ?むしゃくしゃするぜ。
喧騒に上がる煙に飛び込んでいくだけさ。
あそびが無いのよ、あなたには。小綺麗に纏めて満足かい?
喧騒に上がる煙に、薪をくべろ。
傷付いたって知らぬふり、快楽は所詮付け焼き刃。
纏ったビニールは熱を奪い去る。
誰に向けた仕打ちなの?誰に突き動かされてる?
苦しいだろ、本当は。もう止めて。
“呼吸拒む身体”
息を吸いなよ、この街の、有り余るほどの空気を。
焦れったいビニールの中からストリートへ抜け出たなら
遊びきるのさ、この世界。喧騒、狂乱に、雨あられ。
掻っ攫ったもん勝ちでしょ?
気張ってみせろ。締めきった全てを、
まだまだやり直せる。いつでも繋ぎ直せる。
気取ってみせろ。今日くらいはお洒落して。
まだまだ高く飛べる。まだまだ狂っていける。
意図するなよ、この身など博打だろ?清々するぜ。
激動、時代の坩堝へ、飛び込んでゆくだけさ
“遊びじゃないのよ貴女とは”なんて嘘で固めたこの夜なら
冗談もご愛嬌でしょ?
暴れ回れよ。哀れだろ?むしゃくしゃするぜ。
喧騒に上がる煙に飛び込んでいくだけさ
遊びきるのさ、この世界。喧騒、狂乱に、雨あられ。
最後の最後には、ニヤリと笑ってみせる
(※
歌詞カードより)